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漫画

漫画「ちいさいひと」って面白いの?あらすじとネタバレ

更新日:

ちいさいひとは、どんな漫画?

作者

夾竹桃ジン

内容

児童虐待の闇に迫る真剣ドラマシリーズ!!

増え続ける児童虐待。すべての子どもたちの幸せのため、駆け出し児童福祉司の相川健太は今日も奮闘する! サンデーでのシリーズ連載開始以来、大きな反響を呼んだ真剣ドラマシリーズが、ついに単行本化!! その命を救うため、その笑顔を取り戻すため、日々戦う大人たちがここにいる!

-アマゾンの内容紹介より

発売日

2011/11/18

何巻まで、出てる?

・1巻から6巻まで

ちいさいひと1巻のあらすじ

児童福祉司として青葉市の児童相談所に採用された相川健太は、同期で一時保護所の保育士になった長澤綾香と共に意気揚々と研修第一日目に臨もうとしていた。

健太と綾香が新しい職場に着くと、副所長の藤井が現れて健太に話しかける。健太は副所長と知り合いのようである。紹介された所長は黒木という厳しそうな女性だった。

出勤2日目、健太は気のいい先輩である塚地と共にミーティングに参加する。

ミーティングの後、保健所から来た深津という女性が塚地に相談を持ち掛ける。それは佐藤愛莉ちゃんという女の子が1歳6か月検診を受診しておらず、自宅を訪ねても母親に会えないという相談だった。

塚地は深津さんと共に佐藤家に赴くが、インターフォン越しに子供は元気だから大丈夫と強く言われて会ってもらえなかった。

実は、その家の娘である莉子ちゃんと愛莉ちゃん姉妹は薄暗い部屋に閉じ込められていた。母親は時々訪れてドア越しにわずかな食べ物を置いていくのみで、姉の莉子ちゃんに愛莉ちゃんの面倒を見るように言う。

幼い姉妹は汚れ、痩せ細っていた。深津たちが帰った後、佐藤家では子供たちの母親と祖母が言い争う。

母親の涼子はシングルマザーで、バー勤めの男の元に通い詰めていた。涼子はマンションを借りてこの家を出ていくと言い、子供たちを残して立ち去ってしまう。

莉子ちゃんと愛莉ちゃんはますます衰弱していった。塚地はその後も繰り返し佐藤邸を訪れるが、その度に門前払いにあう。

出勤5日目、健太が児童相談所にかかってきた電話を取ると、それは涼子からのクレームの電話であった。

ヒステリックなその声を聞き、健太の脳裏に過去の記憶が蘇る。健太は幼い頃に母親から暴力を受けたことがあり、額にはその時にできた傷が残っていた。

助けを求めている莉子ちゃんのイメージと、健太の過去のイメージが重なる。健太の様子がおかしいことに気付き、綾香は心配する。

この家族について話し合いが行われ、健太は子供の安全のために一刻も早く強制介入をと訴える。だが塚地は、まだ完全に虐待と決まったわけではなく強制介入はできないと言う。

もっと情報を集めて立ち入り調査を認めてもらうしかない。健太と塚地は駆け回って聞き込みを行ううちに、愛莉ちゃんだけではなく姉の莉子ちゃんも虐待を受けていると気付いて焦る。

ようやく立ち入り調査が認められ、健太たちは佐藤家に駆けつけた。ちょうど子供たちに食料を届けようとしていた涼子の様子から、この家の離れに子供たちがいると健太は悟る。

一行がその部屋に踏み込むと、ごみが散乱しひどい状態だった。2人の子供は衰弱しきっていたが、かろうじて無事だった。

涼子は「私が悪いんじゃない」と言って、莉子ちゃんを傘で殴ろうとする。健太はそれをかばって莉子ちゃんを抱きしめ、代わりに殴られるのだった。

1か月後。

一時保育所で保護された莉子ちゃんはすっかり元気になっていた。入院中の愛莉ちゃんも快方に向かっている。

母親の涼子は保護責任者遺棄容疑で起訴され、判決では執行猶予がつく見込みだという。

子供たちの今後を心配する健太に、藤井副所長は母親にとってはこれからが大変で、それを支えていくのも自分達の仕事だと語る。健太と綾香が今回の件を話し合いながら歩いていた時、健太は綾香に、自分がかつて虐待を受けていたが生き延びた「サバイバー」であることを打ち明ける。

里親になってくれたのがとてもいい人たちで今は幸せであること、かつて自分を救ってくれたのが藤井副所長であること。その経験から、児童福祉司になりたいと思ったということを健太は話す。

「夢を叶えたんだね…」と言う綾香に、健太はもう一つの夢を語る。全ての子供には幸せになる権利があり、一人でも多くの子供を救って、信じてもいい大人がいるということを知ってほしい。

「全ての子供がそうなるのが…オレの夢なんだ。」と。この事件の後、健太たちは毎日忙しく働いていた。そこに身元不明の男児を2人保護したという知らせが届く。2人の子供のうち1人は体中が傷だらけで、事情を聞くと父親にたたかれたという。

2人は兄弟で、「かーくん」と「ゆーくん」と名乗り、近くの保育園に保護される。保育園では警察と児童相談所に連絡し、その到着を待っていた。

虐待の可能性が高く、先に親が迎えに来てしまうと子供から直接話を聞けなくなることから、健太と塚地は車で急いで保育園に向かう。

保育園では一足先に警察が到着し、保育園の園長たちから話を聞いていた。警察官を見たかーくんは突然、ゆーくんを連れて逃げ出してしまう。入れ違いに保育園に着いた健太と塚地は慌てて2人を探すが、母親が2人を先に見つけ、連れ帰ってしまった。後にはかーくんが落としていった靴が、片方残されていた…。

この漫画を読んだ感想

主人公の健太は普段は明るい青年ですが、かつて母親から虐待を受けた過去を持ち、心に深い傷を負っています。

健太が笑顔を取り戻せたのは恩人である藤井副所長や、物語の途中で少し登場する里親一家の人々のおかげだと思います。児童福祉司として、虐待を受ける子供を救おうと健太がひたむきに頑張る姿には胸を打たれました。

幼い子供たちが虐待を受ける姿はとても痛ましく、見るのも辛いほどです。児童相談所の職員たちが法律の壁に阻まれて、なかなか思うように行動を起こせないことにもどかしさを覚えます。
しかし、健太たちがその困難を乗り越えて遂に子供たちを助ける場面は圧巻でした。

最初の事件後、健太が綾香に夢を語った時、通りすがりの親子の姿に今回の事件の母親である涼子と莉子ちゃん・愛莉ちゃん姉妹が幸せそうに微笑む姿の幻が重なって見えます。
その姿はとても美しく、浄化を感じさせるものでした。

健太の心の傷は簡単に癒せるものではありません。健太は自分を虐待した母親に対して未だに許せないような、複雑な思いを抱いている様子です。
しかしこのシーンは、莉子ちゃんたち親子が本当にそうなってほしいという健太の気持ちであると同時に、健太自身が自分の母親を本当は許したいと思っている気持ちの表れなのかもしれないと思います。

児童相談所での経験を経て、健太が徐々に傷を癒しながら成長していくであろう姿を応援したくなりました。

-漫画

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